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訃報

彼のお父さんが亡くなりました。



亡くなる2日前にはお見舞いに一緒に行っていて。
それから突然のことで、びっくりしています。

夜、自宅にいたら彼から電話がかかってきて、
「危篤だから、今病院向かっているから」と。
私はどうしたらいい?と聞いたら、来たら、というので、
少々怖いなあという心も正直ありながらも病院へ急ぎました。

その途中彼から電話が。
病院に着いたらもう亡くなっておられたそうで・・
お母さんも、死に目にあえなかったそう。

苦しんだ表情もなく、安らかな顔で眠っていらっしゃいました。

実は・・・亡くなった方をこうやって病院で見るのは初めてで、
かなりドキドキして緊張しました。
その後は淡々と、次はこれ、次はこれ、と段取りが進み、
昨晩はほとんど寝れない状態で家に戻ってきました。
病院から一度自宅の前で「家に帰ったよ」ということで停車し、
その後斎場へ。
打ち合わせからすべて同席していたのですが、
家族葬にほぼ近い状態になるので、私は通夜も告別式も参列しないことにしました。(さっき決めたんだけど)
でもそれまでのいろいろと、その後のいろいろはサポートできることはしようかなと。
私もずいぶん、お父さんにはお世話になりました。
あたたかくて、東北の方だから我慢強くて、おおらかな印象で。
もうちょっと若かったころはそうでもなかったみたいだけど、私の前ではいつも
笑顔で名前を呼んでくれたり、私が家に行ってもいつも迎えてくれたので、
おじいちゃんってこんな感じかなーと(お父さんなのですが)あたたかな気持ちを感じていた方でした。

病院で私とお父さん二人きりの時間が少しあったのだけど、
お礼もできました。
お参りも昨日したけれど、とりあえず今日もう一度お参りして、
私のお参りは終わり!

病気の体もなくなって軽くなって、きっと天国へやすらかに行かれるだろうなと思っています。

実は・・・ちょっと不思議な現象があったので「あれ?」と思ったんだ。
亡くなる1日前だったのだけど、仕事をしている時、頭上のダウンライトが、
あり得ない感じでピカっと光って、電球が切れたの。
普段こんなことは経験したことがないのです。電球が切れるのはいつも気付いたら切れてる感じだから。
稲妻みたいな光が走ったので、
「あれっ」と瞬間感じました。
私は霊感はないけれど、ひょっとしてお父さんが挨拶しに来られた・・?って思ったけど、
その直前に、余命1カ月ぐらいだろうと彼に聞かされていたので、
いや、でもまだ1カ月って言っていたし、昨日お見舞いに行った時は肌もつやつやな感じだったし・・・まさか、違うよねとその時思ったのだけど。
今から思えば、私のところにも来てくださったのかしら。
だとしたら、ありがたいなぁと思います。
私みたいな、宙ぶらりんな立場の人を受け入れてくれていたから。

なんか、やっぱり、まだ現実感が半分あって半分ない感じで、
彼もきっと感情を抑えていろんな段取りを進めているだろうから、
どこかで、ふっと気が抜けて、何度か泣いてしまいそうな気がする・・・彼も私も。

でもきっと昨日はお父さんの寿命で、旅立つ日だったのだと思いたい。
たった一人で逝かれてしまったけれど、通夜や告別式の日程を見るに、
絶妙な時間に逝かれたなぁって思うもん。
長い間苦しまずに、ポックリって最高の死に方だよ。(言い方悪いけど)
推測だけど・・・いろいろ我慢されてたかもしれないけど、あっという間だったんだと思います。
彼の仕事に負担がない日に通夜、彼の休みの日に告別式。
遠方から彼の子供や元嫁や孫たちは来るけれど、来やすい曜日の並びだと思うしね。

いろいろ、想うことはありますが(今後落ち着いたら出てくるかも)、
今は彼のおうちのサポートに少しでもなればいいなあと思ってます。

by my-bee | 2014-09-06 14:47