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緊張

いやいや、緊張しました、昨日の夜。



今、前記事のように彼のお父さんは病院に入院中。
そのつきそいとお世話で毎日病院に通っていたお母さんが、
なんと風邪をひいて寝込んでしまったと・・・彼から昨日電話。


そして彼から「お願い~うちに来て看病してやって~!」というヘルプが。

実際そんなかわいい言い方じゃなくて、
電話がかかってきて「参ったなぁ~もう、風邪ひいちまってよー、ちょっとあんた、今夜仕事終わったら来てよ!」という、なんともストレートな。

しかも話を聞くと、7度後半の熱だそうで、ひょっとして肺炎になるかもしれないって言われてて、
もし危ないと思ったら救急に夜中に連れてってやって、という、
「ええーー私、家族じゃないんですけどそこまでやんのーー??!!」という、ひょえーな状況。

あんまり私がこういうのに突っ込むのも実は抵抗があって、
なんというか・・・それはあんたがやれよー家族でしょうが!って彼に言いたくなるんだよね。
彼はそりゃ、夜お店の仕事があるから、抜けられないのは仕方ないんだけど、
私、久々に昨日の夜は「温泉でもいこうかな~♪」なんて楽しみにしてた時だったのに、
それが看病に変わるだなんて、えーーーー、私がぁ~・・・って正直思っちゃった。

私が行って何になるのよーと思ったのも正直なところ。
いてくれればいいから、って言われてもねえ・・・荷が重いよ。そんな・・。
私、家政婦さんじゃないじゃーん、って思いつつ、
困った時の人助けというか、こういうのはやっておいたほうがいいんだろうというのは分かってるけどという、
複雑な心境。



でも、仕方ないし・・・・やだって言えないし・・・しぶしぶ受けて、
仕事終わってから彼のおうちへ行ってきた。
別に彼のお母さんが嫌いなわけではないんだけどさ。
やっぱり、彼ママって立場はさ~・・・

彼の家に着いて、あがってみたら案の定彼のお母さんは寝込んでて、
お布団のそばにはパンがいくつかと、食べかけのフルーツ。
熱がまださがらないみたいで、とってもしんどそう。
彼も彼で、仕事に行く前にコンビニでいろいろ買ってきたそうなんだけど、
これがまた以前私が風邪ひいたときみたいに「これは風邪のときに食べるもんじゃないだろー・・・」というラインナップ(汗
だいたい、風邪ひいたときは、あっさりしたものとか、コンビニごはんそのものも食べる気しないというのにねえ。
男って・・・・・・ダメね・・・・ww


とりあえず、朝からちゃんと食べてないといわれ「ごはんがあるから、それでお粥でも作ってくれれば・・・」と御母さんからリクエスト。
おおお・・お粥。
私、自分で作ったことないww(普段めっぽう健康なのでお粥を食べたいと思わないし)

ごはんはあるから、と言われて、冷蔵庫見たりキッチン見たりしてそのごはんがどこにあるか探して(モノが多いので・・)、
冷蔵庫をのぞいてみたら、冷蔵庫にいっぱいいろいろ入ってるけど、
風邪のこの時に食べられそうなものが何もない。
そりゃ、買い物行けないよな~(もっと彼よ、スーパーに連れてってやりなさいよっ 怒)。
ねぎを見つけ、卵もあったから、
これでおじやでもしよう・・・と思い、
とりあえずおじやを作る。

基本彼のお母さんの料理は薄味なので私の味覚とも合っているのだけど、
さすがに緊張した。
おじやだけど!!
たかがおじや、されどおじや。
まして、めったに作らないし(というわけでちょっとクックパットでおさらいしてみたりして←情けない)


できあがって、お母さんを起こし、お茶をいれて、食べてもらったけど、
とりあえずお茶碗いっぱい食べてくれたので、ほっ。
美味しかったよと言われたので、さらにほっ。まあ、普通に、食べてくれればそれでいいです・・・


彼に料理作るほうがよっぽど緊張しないわ~。



その後、ちょっと元気になったお母さんはごはんを自分で炊いたり、椅子に座って私と少し話をしたり、
それから休まれました。


一応ね…家族って立場じゃないし、中途半端な感じなのでどこまで手を出したらいいのやらで迷うしで、
でも、まあ、救急に連れていくほどひどいわけでもなかったので、
まずはクリアしたのだった・・・。


お母さんが寝たその後、少しキッチンのごみとか片づけて、私も彼の部屋で寝た。
夜中の3時前に仕事を終えて彼が戻ってきた時に、
普段お礼なんて言わないのに「ありがとうね」って言ってくれたので、気持ちもちょっとは落ち着いた。



でも、昨日は考えさせられたなぁ~・・・
彼はしょっちゅう「もううちに来て一緒に住もうよ」って言うんだけどさ、
それじゃ、私って、年配の彼の両親の世話する人みたいになるような気がして、それが嫌なのね。
1人って立場が好きなんだなと、つくづく昨日感じた。
まだ彼の両親もそれなりに元気だからいいけど、いずれ介護が必要になったら・・・・とか。
そんなの、多分後10年もしないうちにやってくる現実なんだと思う。
その時、私は、独身でいくら彼のことが好きでも、
家の中まで入り込んでやるべきことなのかなぁ・・・多分かれはやってって言うと思う。
でも、それって私だけ損と言うか・・・
損なんて言っちゃいけないことなんだろうけど、私ばっかり忙しくなって、私にメリットあるんかな~、って思ってみたり。
1人で気ままに暮らしたいから今の生活スタイルをしているのであって、
私がそんなに彼の家の手伝いとか、やったら、うちの母は承知しないと思う。
そりゃ当然のことだと思う。「うちの娘は家政婦じゃないよ!」って絶対思うだろうし、私もそう思うし。

となると・・・・
どっかで、今の関係も終わって行くのかなぁ・・・私が彼のことを冷めていくこともありうるのかなぁ~。
彼と二人暮らしだったら喜んで、したいけど。
親が一緒ってのは、全然意味が違うよね~・・・
どこまで私が受けられられるかだよね~。
現実に流されていくのかなぁ~。それはちょっと、いやだなぁ。


うーーん・・・・
ちょっとナーバスになってみたり、してしまった。

基本はあんまり、考えないようにして目の前を見るほうが断然いいでしょって言う考え方をするように普段はしているんだけど、
さすがにねー、昨日は、目の前のことが、現実なんだよねー。


いろいろ考えちゃうよね~・・・
ひとりもんは、気が楽だもんなぁ~・・・。

なんか、読んだ人にお叱りを受けそうな記事かも(苦笑)
独身のメリット、大きいんだな、自分の中で。案外、というか、意外に。
by my-bee | 2012-07-08 15:09