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なんか、ひさびさだねえ・・

書くのは。


書くネタがなかったというか、まあ、そんな感じで過ごしていただけのことなんですけどね(笑


彼とおつきあいを始めて、というか、知りあってちょうど1年になりました。
去年のことを懐かしく思う。節目って、いろんなこと考えてしまうのであたしは苦手なんだけど・・

去年の今頃は、まだ、ぜーんぜんだったのになー。
不思議なものです。

来週は彼に会いに行きたいなと思うけど、財布の具合を見てからかな。
はー、おかねを気にせず逢える関係って、幸せだなーと思うね。
車飛ばして・・・て距離でもないところが痛いとこでもありますが(涙)
まだ、片道3時間ぐらいで行けるところなら行っちゃうんだけど、
たぶん、5時間ぐらいかかるから、体力に自信もないし・・・。


さっき、母親に、父が亡くなった闘病の壮絶なできごとを聞いた。



父親は病気で亡くなっていますが、
その、亡くなるまでの、ほんとに闘病って感じのこと。
なんだか、かわいそうで泣けてくるぐらいに・・自分が2歳か3歳ぐらいのことなので、
全然覚えてないのだけど。
大人になると、ただその闘病記そのもののほかにも、親せきとの人間関係とか、
そういう会話もちらほら入れながらの話になるので、なんだか実感があって面白い。
面白いなんていったら、不謹慎ね・・。


父親も小さなころから、どちらかというと苦労して育ってきたみたいだし、
母親は、最愛の夫を亡くすという苦労を持ってきた。

「だから、病気を持った人はどうかと思うし、できれば健康であったほうがいいと思う」
という母の言葉は、実感を伴っているから、重い響きを持つ。


その闘病の話をしている時にふと、母親が言った。
「わたしと、夫と、あなた(あたしのこと)。
病気のときに、「ああ、この3人では、わたしたちは暮らしていけないんだな」と思ったの」って。

誰か一人を失わないと、うちの家庭は続かなかったってことね。
それで、母親とあたしを残したほうが、父がいなくなっても大変度はまだ軽いということで、
神様はそういう判断をしたのだろうかねー、って。
(意味、わかる?)

母親が再婚しなかったのも、自分がまた、夫という立場を持って「3人」っていう家族の単位になったとしたら、誰かを欠けさせることになるのではないかという想いがあったのも、事実みたい。
こういうの、なんとなく、わかる。
言葉では説明できないんだけどもね。

あとは、あたしの小さい頃のこととかも話してくれた。
結構、年に1回ぐらいこういう会話はするけど、たいていそんなに重要とかという話題でもないしいつでも聞けることだと、頭から忘れていく話題もちらほらある。
「ああ、そういえばそう言ってたね、前」というようなことも、また話してくれたりして、
いろんな感情が生まれた。


父親のお母さんにあたる人が、継母という立場だったり、
そういうのもあって、
たぶん母はあたしと彼のつきあいを反対する両方の理由がそろっちゃってるのは否めない。
「他人の子を育てるのは大変だよ」
「病気をしている人と一緒になるのは大変だよ」
そのふたつ。
身を持って知っている人からその言葉を聞くと、こちらまで、おじけづいてしまう。


・・・とはいえ、まあ、他人の子を育てるってのは、あたしが彼と一緒になったとしたら、
多分ないだろうと思うけど、それは「多分」であることも、事実。
100%ではないよね。たとえばさ、彼の2番目にした結婚で子供が一人、いるんだけど、
その子の親とかが急になにかがあって引き取り手がなければたぶん彼がひきとることだって、
1%ぐらいの確率であるわけで。
そうなったとき、他人の子をあたしは育てるだけの器があるのか???

彼の具合がもっと悪くなって、それこそほんとに闘病生活みたいになったとき、
あたしは、彼の面倒をみることができるのか?
それにまして、うちの母親や、彼の親とかが一気にまとめて病気にでもなったりしたら、
あたしは・・・・相当、大変そうだ・・。



そういうことを考え出すとほんとにきりがなくて、
結婚しないほうがいいのかもと思ったりする。
それは彼とだけじゃなくて、誰に対してでも。

どっちがいいもんなんだろう。もうわかんないなあ・・。わかんないから考えないようにする。
考えなきゃいけない時は、必然的ならば、そのときにやってくるだろうし。


そんなことを感じた、昼さがりなのです。
by my-bee | 2007-11-25 14:15